クリエイターにしか押せない「モヤモヤ解消のツボ」がある?!
いきなりですが、最近なんだかいろいろ不安じゃないですか?
noteの原稿が書き進まないから?
在宅勤務が続いて「コロナ疲れ」しているから?
「右手のしびれ」が半年くらい続いているから?
不安の要因を挙げてみたけど、スッキリしません。
あ!?いきなり不安を打ち明けてしまってスイマセン。
みなさん、こんにちは!辻 毅と申します。
職業は、コピーライター/クリエイティブ・ディレクターです。ADK CREATIVE MALLの総支配人でもあります。
47歳です。
仕事もそこそこ充実しているし、プライベートもそこそこ安定している。なのに、このモヤモヤ感は一体何なのでしょうか?
この「右手のしびれ」、まさか?脳梗塞?
焦ったぼくは、急いで会社の健康管理室にメールしました。
ぼく「ヤバイかもしれません(泣)助けてください」
健康管理室「それは大変!産業医とすぐに面談してください」
↓
産業医「脳梗塞の症状ではありませんね。整形外科に行ってください」
↓
家の近くの整形外科に行ってみました。
整形外科医「ああ、これはマウスの使い過ぎによるただの腱鞘炎ですね」と湿布を渡されました。
↓
湿布のおかげなのか?
しばらくすると右手のしびれはなくなりました。
ともかく、脳梗塞ではなかったようです。
そう言われてもまだモヤモヤは続いていました。
ある日テレビをつけるとNHKの情報番組で
「男性更年期障害」が取り上げられていました。
更年期障害??男性の?更年期障害ってあるの?
うっすら光が見えた気がしました。ところが診断チェックシートでは「問題なし」という結果。
モヤモヤの原因は、「男性の更年期障害」でも
なかったようです。
安心したような、残念なような、
近いけど違うツボを押されているような。
別のモヤモヤ感が残りました。
オードリーの若林正恭さんのエッセイ集
「ナナメの夕暮れ」(文藝春秋)
を読んでいたら、ぼくと同じようなモヤモヤ感を感じている人が、ここにもいたのです。
「ぼくの心を癒してくれたのは一冊の本だった。」と書かれているではありませんか。
さっそく読んでみました。
河合隼雄さんの「中年クライシス」(朝日新聞社)という本です。
そこでこんな言葉に出会ってしまったのです。
「ミドルエイジクライシス」
キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ。
モヤモヤの正体はこれだったのです。
「ミドルエイジクライシス」とは、何なのか?
中年になると人生の中盤に差し掛かって
「このままでいいのか」と不安や葛藤を抱え、
不安定な状態になる症状を指すそうです。
そうそう、そうなんです。
若かったころの自分とこれからの自分の狭間で、
「このままでいいのか」とぼくも不安になっていたんです。
別名「ゴーギャンコンプレックス」とも呼ばれていて、40歳を過ぎると多くの人がぶつかる年齢の壁なんだとか。
思春期に味わう「反抗期」みたいなものですね。
「なーんだ!みんな同じなんだ!」と不安の正体がわかったら、ものすごくスッキリしたんです!
正しいツボを押されたかんじ!
ぼくにとってのツボは「男性更年期障害」ではなく「ミドルエイジクライシス」という言葉だったのです。
この言葉に出会わなければ、こんなにスッキリしなかったはず。
そうそう!これこれ!このスッキリ感!
一見同じような言葉だけど、表現が違うだけで、
ツボが押されたり押されなかったりする。その人の悩みを解決できたりできなかったりする。
言葉選びって、本当に大事ですよね。
ぼくがコピーライターとしていつも心がけていることなのに改めて目からウロコの大発見でした。
そういえば最近、「クリエイターに直接相談したい」という経営者の方が増えているんです。
「やっていることは間違っていないはずなのになぁ。うまくいかないなぁ」
そんなときに人はモヤモヤ感を感じるもの。
ぼくたちクリエイティブ・ディレクターにしか解決できないモヤモヤも、じつは世の中にはたくさんあるのでは?
そう思ったときに、今回のnoteのテーマがひらめいたのです!
今回のお題は、
「クリエイターにしか押せないモヤモヤ解消のツボがある?!」
モヤモヤを抱える宣伝担当の方や経営層の方に読んでいただけるとうれしいです。特に最近の宣伝担当の方は、やるべきことが多過ぎて苦労も多いはず。WEB動画やSNSなどのデジタル施策など、業務の範囲が一気に広がっています。ワンオペ状態になっている方も多いのではないでしょうか。そんなモヤモヤの解消に少しでもお役に立てるといいなぁと思います。
モヤモヤ診断「あなたのモヤモヤは、どんな症状ですか?」
A.「何かを変えたいモヤモヤ」
業績がいまひとつ伸び悩んでいる。ハッキリとした要因や課題はわからないが、社員も元気がない。会社に勢いがほしい。何かを変えなきゃいけないと思っている。突破口を切りひらく斬新で創造的なアイデアがほしい。でも、何から手をつければいいのかわからないモヤモヤ。
B.「やりたいけど、やれないモヤモヤ」
ビジネスが軌道に乗ってきた。そろそろ新商品やサービスのリリースにあわせてマーケティングやプロモーションに予算をかけるべきタイミングだと思っている。失敗するわけにはいかないので、議論と検証をしながら進めていきたい。何を伝えるべきか、何を検討すべきか、一歩を踏み出す勇気が持てないモヤモヤ。
C.「やっているけど、うまくいかないモヤモヤ」
新商品の発売時には予算をかけてプロモーションを実施している。でもなかなか思うような成果が出ていない。クリエイター選びが間違っていたのでは?と密かに感じているがなかなか言い出せない・・・モヤモヤ。
D.「うまくいっているけど、なんだかモヤモヤ」
売上は上がった。成果は出ている。文句があるわけではないけど手放しで喜べない。いつも制作物が完成すると心のどこかでモヤモヤを感じてしまう自分がいる。でもその理由はわからない・・・
この気持ちを誰にぶつければいいの・・・モヤモヤ。
いかがでしたか?こんな症状のモヤモヤにはきっと原因があるはずです。
AとBのモヤモヤには共通点があります。
A.「何かを変えたいモヤモヤ」
B.「やりたいけど、やれないモヤモヤ」
それは、誰に何を相談したらいいのかわからないモヤモヤではないでしょうか。「発注するかわからないし、予算も確保できていないし、相談したい内容もあいまいだし、そんな状態で相談していいの?」
「相談するとしたら、広告代理店がいいのか、コンサルなのか、代理店でも大手がいいのか、デジタル専業がいいのか、その違いもイマイチよくわからない」
そりゃそうですよね。
初めてなんですから、わからなくて当然です。
広告代理店ってちょっと敷居が高いイメージがあるかもしれません。でも、一人で悩むより、脳みそがたくさんあったほうが、解決の糸口が見つかりやすくなるはずです。
遠慮せず思い切ってクリエイターに相談してみましょう。相談してみるだけでそのモヤモヤはスッキリ解消するはずです。
最近の広告業界では、メディアとクリエイティブを別々の広告代理店に発注する「分離発注」という発注形態も増えていて、クリエイティブだけを単体で発注する企業様も増えていたりします。
まずは遠慮なくADK CREATIVE MALLにご相談ください。
相談だけならもちろん無料。相談しにくい方はWEBサイトのお問い合わせフォームからもご相談いただけます。
また、CとDのモヤモヤにも共通点があります。
C.「やっているけど、うまくいかないモヤモヤ」
D.「うまくいっているけど、なんだかモヤモヤ」
そのモヤモヤの原因の一つは、もしかしたら「クリエイターとのミスマッチ」かもしれません。
クリエイターにも得意不得意があります。相性が合わない。センスが合わない。何かがズレている気がする。
もし少しでも違和感を感じているなら、クリエイティブチームの変更を検討すべきタイミングかもしれません。3カ月たってもモヤモヤが晴れなかったら、ぜひ一度ADK CREATIVE MALLにご相談ください。
あなたの課題解決をお手伝いできるパートナーが見つかるかもしれません。セカンドオピニオンの意見を聞いてみるくらいの、軽いノリでOK!
クリエイターが直接あなたのお話を伺って、一緒にモヤモヤの正体を見つけるお手伝いをさせていただきます。
ひょっとしたらモヤモヤをスッキリ解消するツボがその場で見つかっちゃったりするかも?
そもそも「ADK CREATIVE MALL」とは?
専門店が集まるショッピングモールをイメージしてみてください。コンセプトは、「クリエイターを自由に選べる専門店街」。クリエイターは自分の得意分野を看板に掲げているので、あなたの悩みに合わせてぴったりのパートナーを選ぶことができます。
それぞれの専門領域の詳しい話は、こちらの公式noteの過去のアーカイブでぜひチェックしてみてください。どの記事も読み応えありますよ!
もし自分が仕事をお願いするなら、どのチームがいいかな?なんて想像しながら読んでいただけるとうれしいです。
よ~し、これでnoteが書けないモヤモヤもこれでスッキリ解決です。
おかげさまでADKクリエイティブ・ノートは、一周年!
なななんと!!!
ADKクリエイティブ・ノートは、2021年3月15日投稿をスタートしてから、
一周年を迎えることができました!
連続投稿44回目!!!
投稿を毎回楽しみに読んでいただき、「スキ」をポチっとしてくれた読者の皆さんのあたたかい応援のおかげです。
本当にありがとうございます!!!
「スキ」は5472人。「フォロワー」も472 人。(2022年3月現在)
想定以上の成果です!!
「ヤバい!?次は自分にバトンが来る!?何書けばいいの?」
愚痴を言いつつも前向きに原稿を書いてくれた
クリエイティブのメンバーのみなさん、
本当にありがとうございました!
さすがプロ!誰も締め切りを破らず、毎週バトンをつないでくれました。みんな偉い!!
一周年の打ち上げを開催せねば!!
幹事体質のぼくは、飲み会をセッティングしたくてうずうずしています。
でも、まだまだコロナの猛威が!
しばらくガマンですね。
むむむーーーーっ、無念。
最後になりますが、
note編集部の若木さん、守田さん、篠原さん、松田珠実さん、安部さん、
業務が忙しいなか、毎週編集会議で執筆者への的確なディレクションと手厚いサポート、本当にいつもいつもありがとうございます。
これからも楽しい記事を掲載していきましょう。
この連載が書籍編集者の方の目に止まって、
いつか、念願の書籍化が実現するといいですね!!