見出し画像

行列のできるラーメン屋さんに入って、カルボナーラを注文する!?

行列のできるラーメン屋さんに入って、 カルボナーラを注文する。
高級フレンチのシェフに、たこ焼きをオーダーする。

バラエティ番組なら、盛り上がりそうな企画ですが、日常の世界でこんなチャレンジングなことをする人は、ほぼいませんよね。

でも、じつは広告クリエイティブの世界では「あるある」だったりします
知らず知らずのうちに起きてしまう冗談のような悲劇。これって、お互いにとってハッピーではありませんよね。
         
ここで言う「お客さん」は、クライアントさん。
「料理人」は、ぼくたちクリエイターです。

なぜ、こんな笑えない状況が起きてしまうのか?前回の「マッチングアプリ」とは別の視点からクライアントとクリエイターのミスマッチとその解決策について考えてみたいと思います。

ミスマッチの裏には3つの要因が潜んでいるのでは?とぼくは考えます。

ミスマッチの要因①看板には「クリエイティブ」の文字しか書かれていないから


ラーメン屋さんなのか。イタリアンなのか。看板に書かれているのは「クリエイティブ」の文字だけ。お店に入って実際に注文してみるまでどんな料理が出てくるかわかりません。

「そんなの作品集を見れば、わかるんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、じつはその道のプロでも作品集だけでは得意料理が見抜けないものなんです。

だからクリエイター選びは本当にむずかしい。

看板が出ていないなら自分で一軒一軒お店に入って食べ歩きをしてみるか、口コミを頼りにするしかありません。クリエイター選びで大切なポイントは、事前の情報収集。でも、これって時間と労力がかかるんですよね。

ミスマッチの要因②「できる料理人は、何をつくらせても絶品!」と誤解されているから

一流のフレンチシェフは、割烹料理を作らせても一流。そう思いがちですが、そんな天才は、ほぼいません。高級フレンチのシェフに、たこ焼きをオーダーしても、トレビア~ンなたこ焼きは作れないでしょう(笑)シェフも人間ですから「得意」「不得意」があるのは当然ですよね。

ユーモアのセンスがあふれるエンタメ系クリエイター。先進技術を巧みにあやつるテック系クリエイター。コトバで新しいコンセプトを生み出すコピーライター系クリエイター。戦略構築が得意なコンサル系クリエイター。

「クリエイター」と言っても、じつは、こんな感じで、いろんなタイプの人がいて、それぞれ得意な領域を持っているんです。

「あなたの得意な料理は何ですか?」プライドの高そうなクリエイターにこんなことを聞くのは失礼かも?と遠慮しちゃうかもしれませんが、思い切って聞いてみることをおすすめします。これだけで、ミスマッチの悲劇が回避できるはずです。

3つめは、ちょっと視点が変わります。

ミスマッチの要因③そもそもお客さん自身が「自分が何を食べたいか」をわかっていないから

お腹はすいてるけど、自分でも何が食べたいのかハッキリしない時ってありますよね?「何でもいいから、私をあっと驚かせる最高の料理を持ってきてちょうだい!」一度は言ってみたい王様的なセリフ。でも、突然やってきたお客さんにこんなこと言われたら、どんな一流の料理人でも、途方に暮れてしまいますよね。

何が起きるか予測できない今、ビジネスの世界では社会的背景や競争環境が複雑化していて「そもそも課題が何かがわからない」と途方に暮れる企業が多いのも事実。

そんな時は正直に「課題を一緒に見つけてほしい」と言ってみましょう。思い切って相談すると、クリエイターも俄然やる気になると思います。「自分が何を食べたいのか?」をハッキリさせることでミスマッチが回避できるはずです。

「こんなはずじゃなかった」を解決するカギは「専門性の見える化」にある

「こんなはずじゃなかった」「自分の話をちゃんと聞いてくれない」「一生懸命やってくれない」「クリエイターのエゴに振りまわされる」意思疎通するだけでムダに時間を費やしてしまい、お互いが疲弊してしまう。

こんな悲劇に終止符を打ち、お互いがWinWinな関係になれるいいアイデアはないだろうか?とぼくたちは考えました。

そして、たどり着いたひとつのこたえが「専門性の見える化」です。

そのクリエイターはどんな料理が得意なのか?クライアントの課題ニーズを分析してタイプ別にカテゴリー分けして、そのニーズにマッチするようにクリエイターの「得意領域」「強み」にフォーカスしてチームを再編成してみました。その結果「11の専門領域で11のソリューション」を提供する新しい組織が出来上がりました。

ソリューションアイデアの専門店街「ADK CREATIVE MALL」とは?

専門店が集まるショッピングMALLをイメージしてみてください。「ADK CREATIVE MALL」は、異なる専門性や個性を持った複数のプロフェッショナル・ユニットが集まっているクリエイターの専門店街です。

それぞれの専門性が「見える化」されているので、クライアントはその時の課題に合わせて最適な「課題解決のパートナー」をブレーンとして選ぶことができます。

画像1

ちゃんと看板も出ています。得意料理が一目瞭然!お店選びに時間をかける必要はありません。課題が何かわからないときは、課題探しからパートナーとして伴走します。クライアントも、クリエイターも、お互いがハッピーに仕事ができる。そんな新しいクリエイティブビジネスモデルがつくれたら素敵だなぁと思っています。

ラーメン職人がつくるカルボナーラを食べてみたい?

そんなユニークな「あえて」のオーダーも、もちろんウェルカムです。それはそれで、みんなのクリエイティブ魂に火がつくかと(笑)クレイジーな企画にも面白がりながらどんどんチャレンジしていきたいと思います。クリエイターとしての妄想は、どんどんふくらんでいきます。

さてさて、ぼくのnote初投稿楽しんでいただけたでしょうか?

申し遅れましたが、ぼくはADKクリエイティブ・ワンの辻と申します。クリエイティブディレクターであり、コピーライターでもあり、「ADK CREATIVE MALL」の総支配人でもあります(笑)

えっ?クリエイティブ・ワンをご存じない?
そんな初心者の方に、簡単に企業紹介をさせていただきます。

ADKグループは、2019年の1月に4つの会社に分社化しました。
ADKクリエイティブ・ワンは、旧アサツーディ・ケイのクリエイティブ部門とアクティベーション部門がグループ系列の制作プロダクション「ADKアーツ」と統合されてできたクリエイティブ・エージェンシーなのです。

勉強になりましたね!

ADKクリエイティブ・ノートは、毎週月曜日に更新します。次回からは、いよいよそれぞれの専門店の店長がリレー形式で投稿していきます。お恥ずかしい話ですが、クリエイターなのに全員ほぼnote初心者。あたたかい目でツッコミを入れながら、楽しんで読んでいただけるとうれしいです。

ADK CREATIVE MALL 特設サイトはこちら

この記事が参加している募集

スキしてみて

専門性によって課題解決のブレーンが選べる業界初のクリエイター専門店街「ADK CREATIVE MALL」。  クリエイティブの力であらゆる課題を解決するクリエイターたちの頭の中を大公開。