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クリエイティブ・イノベーションって、意外と日常の中にあるよね。の話

そもそもクリエイティブ・イノベーションってなんぞや?

はじめまして。コピーライターの堤(ツツミ)と申します。新卒で弊社に入社して早8年目、コピーライターになってやっと4年が経ちました。

私が今所属しているのは”挑戦的なアイデアで、あらゆるブランドのコミュニケーションを次世代型にアップデート。”がコンセプトのCREATIVE INNOVATION(クリエイティブ・イノベーション)を掲げるチームです。チーム名を日本語に直訳すると「創造の革新」となり、何だか凄そう…な印象を受けますよね。実際に我がチームの先輩方は先進的なアイデアやテクノロジーを用いた様々なプロジェクトで国内外で賞を受賞されていたりします。

そんなチームに属しているのだからさぞかし君も未来的な人なんだろう!と思われた方もいらっしゃるかと思います。でも私、先進的なものに関してはまだまだ勉強中の身です。個人的には、電子書籍よりも紙で本は読みたい派、デジタル一眼よりもフィルムカメラ派というアナログなものにエモさを感じる趣味嗜好の持ち主です。

趣味のフィルムカメラで撮った写真、TOP画像もそう。ちなみに記事内容とは全然関係ない。

いや、私自身も思いましたよ「クリエイティブ・イノベーションってなんだかめっちゃ凄そう!私にちゃんとできるのかな!!」って。しかしかれこれ2年以上このチームで属しておりまして、そんな中でこのカタカナ横文字に最初は凄みを感じた私でも、全然クリエイティブをイノベーションできるじゃん!ということに気付いたのです。

「クリエイティブ・イノベーションって、意外と日常の中にあるよね。」

それは何かと言うと、ズバリ「クリエイティブ・イノベーションって、意外と日常の中にあるよね。」ということです。はい、タイトルまんまです。
もうちょっと分かりやすく言い替えてみると、それはきっと「考え方のシフトチェンジ」なんだと思います。世の中に溢れている”これはこういうものである”という固定観念などの思い込みを、視点をずらすことによって変えていくアクションです。

「クリエイティブ・イノベーション」と意識高く横文字カタカナで言われちゃうと、どうしても腰が引けるのも事実。それで、こんなの自分には全然関係ないわ〜。感じてしまう方もいらっしゃると思いますが、実は誰もが日常の中でクリエイティブをイノベーションしながら生きていると思うんですよね。例えば超パーソナルな例ですが「失敗してしまった時に、それをただの失敗と捉えずに次への学びと捉える。」みたいなマインドチェンジも、自分の中での大きな「クリエイティブ・イノベーション」だと思うんです。そんなみんながまだ気付いていない”日常の中のクリエイティブ・イノベーション経験”の思考を、社会の課題に活かしたら世の中はもっと良くなるのになぁと感じています。私も自分なりの「クリエイティブ・イノベーション」を模索しつつ、日々世の中により良いアウトプットを生み出すべく頑張り中です。

14年間女子校育ち、社会に出て女性の生きづらさをめちゃくちゃ感じる。

話がだいぶ変わりますが、私は幼稚園から高校卒業までの14年間を都内のカトリックの一貫校の女子校で育ちました。そこから男女比3:7くらいの美術大学に進学したので、社会に出るまではほぼ女性ばかりに囲まれてきたと言っても過言ではありません。

10歳くらいの私。純粋な目をしている。まだこれから先、社会に揉まれるとは思っていない。

そんな女だらけの世界で育って来た人間も、いずれは現実社会に放流される時がやってきます。美術大学を卒業した私は弊社に新卒入社しますが、最初に配属された部署は男女比率が今までと逆の約8:2!そこで初めて今までと逆男女比率ゆえのカルチャーショックにぶち当たります。そんなカルチャーショックは徐々に乗り越えつつも、社会に出た当時から現在に至るまでずっとずっと感じ続けていることは「性別が女であるというだけで、この社会めちゃくちゃ生きづらくないか!?」ということです。

ここ数年は、やっと女性も自分の身体についての悩みやフェミニズムについてオープンに発言できるようになってきましたが、私が社会人になりたての頃はまだまだそんな話はしづらい空気がムンムン漂っていました。(今も完全にそれは無くなってはないけれど。)分かりやすいところで言うと月に1回来る「生理」をはじめとして、女性として社会で働く中での沢山の課題を、物理的にも心理的にも自分自身の実感として感じてきました。

そんな課題感を日々感じる中で、一人のクリエイターとして”一人でも多くの女性がもっと生きやすくなる社会を広告を通して実現したい”という想いが生まれました。そして、その想いをより強めるきっかけになったのがこちらの出来事。

ピンクリボンデザイン大賞で入選する。

デザイン部門で入選。イラストも趣味なのでコピーライターだけど全部自分で作った。

これは、まだコピーライターになりたての頃に第16回ピンクリボンデザイン大賞で入選した作品です。ここでは「乳がん検診→おっぱいが主役の一日」に思考をシフトチェンジした表現で作品を制作しました。

ピンクリボンデザイン大賞は、クリエイティブの力で乳がん検診の受診を呼びかけることを目的としたコンペです。そこで”乳がん”という女性にとっての一大課題に向き合う中で、”一人でも多くの女性がもっと生きやすくなる社会を広告を通して実現したい”という想いは確信に変わり、強い使命感となりました。それ以来、実際のお仕事でもそんな想いを起点としてお手伝いさせて頂いているものがあるのでここで1つ紹介させてください!

フェムテック は、きっと女性の生き方のミカタになる!

株式会社ハナミスイブランドサイトTOPページ

昨年、日本のフェムテック企業のパイオニアである株式会社ハナミスイ様のリブランディングに携わらせて頂きました。

そもそもみなさん、フェムテック という言葉の意味をご存知ですか?フェムテック とは「女性(Female)と技術(Technology)」を組み合わせた造語で、女性が抱える悩みや課題を解決するテクノロジーのことを指します。

ハナミスイ様では女性のデリケートゾーンケア商材を主に扱われているのですが、リブランディングを進めるにあたりヒアリングやディスカッションを重ねる中で、「ミカタ」というキーワードが私の中に浮かび上がってきました。そこでご提案したのが現在のブランドコピーのこちら。

「私の生き方に、新しいミカタを。」

見方を変えれば、世界は広がる。
味方を増やせば、未来が広がる。
毎日自分と向き合うケア習慣は、
きっと私の心強いミカタになる。

つまりこの「ミカタ」は””見方”と”味方"のWミーニングです。
このお仕事を通して強く感じたことは、女性としての生きづらさを解消するためにはまず「知る」ということ、つまり「知識」を付けることが重要であるということです。例えば、女性の身体の仕組みについてなどの科学的な知識から、先輩の女性たちはどのようなライフステージを経験してきたのかなどの経験的な知識まで、得られる知識はきっと1つでも多く得た方がいい。
それはきっと、知ることで見方が変わり、その知識はいずれ自分自身を助ける味方になってくれる。はすだから。そんな想いからこのコピーをライティングしました。つまり、フェムテック とは「女性のための便利な技術→女性自身の見方を変えてこれからの人生の味方にもなり得るもの」という思考のシフトチェンジです。

とは言え、女性向け以外のお仕事も大好きです。
最後に最近携わらせていただいたお仕事をいくつか。もちろん女性に限らず全人類がターゲットです。

「ありです。ゆるジム通い。」コナミスポーツクラブ

2022年の新春キャンペーン「ありです。ゆるジム通い。」

今年度の新春キャンペーンから私はコナミスポーツクラブ様のクリエイティブ制作に携わらさせて頂いておりまして、現在「ゆるジム通い」という新習慣を世の中に広めるべくコナスポの皆さまと一緒に奮闘中です。こちらは「ジムはストイックに通わなくちゃいけないもの→ジムだってゆるく通っていいじゃないか(ゆるジム通い)」という思考のシフトチェンジから生まれたものです。

私自身コロナ禍になってから運動不足を実感しジム通いを始めましたが、全員が全員ストイックに通わなきゃいけないなんてことはなくて、自分のペースでゆるく通っても全然いいんですよね。むしろ無理しないことで、ゆるく運動習慣を継続することが大事なんだよなぁと身をもって感じていたところからの発想でした。日常の中にありましたね、「クリエイティブ・イノベーション」が!

今思うと「ジムにお風呂に入りに行くだけでもいいじゃん!」などと言っていたり結構攻めたコンセプトだったのかも…と思うのですが、ローンチ後に「ゆるジム通い」に共感してくださる方の反応を沢山頂いて喜びを感じると共に、まず最初に「ゆるジム通い」というコンセプトにいいね!と言って頂き、世に出すべくご尽力いただいたクライアントの皆様には本当に感謝の意持ちでいっぱいです。

現在夏のキャンペーンも実施中なので要チェック!
(※キャンペーンは終了しました。)

「ゆるジム通い」を楽しむ”ゆるジム族”が今増えてます♪
自分のペースで「ゆるジム通い」をして、もっと健やかな毎日を過ごす人たちが増えますように!
そしてこれで本当にラスト。

琉球新報×沖縄タイムス 沖縄復帰50周年記念広告
「ハブとマングースの対話」

ライバル紙である新聞社二社がお互いに協力!

このお仕事は2022年5月が、沖縄が日本に復帰して50周年の節目であることをきっかけとして実施されたメッセージ広告です。ライバル紙が協力して平和へのメッセージを発信するという試みは、沖縄県内外問わず大きな反響がありました。詳細はリンクから↓

さて、ここで皆さんに質問です。私がこの広告に込めた「思考のシフトチェンジ」とは何でしょうか?文字数の制限もあり、残念ながら今回ここには書き切ることはできませんが、是非このビジュアルとコピーをご一読頂き考えて頂けると嬉しいです。

そんなこんなで、広告というツールを通して一人でも多くの人が生きやすい世界をつくりたい!という想いを持ちながら日々様々なお仕事に携わらせて頂いています。 自分も含めやはり思うのは、いかに人間は一度ステレオタイプ(固定観念)に囚われるとそこから抜け出すのが困難な生き物か、ということです。でも、それを意識して考えたり行動するとそうでないとでは、だいぶ生き方も変わってくると思うんですよね。

みんながもっと日常の中に自分なりのクリエイティブ・イノベーションを意識していけば、世界はもっと面白く素敵になるはず!私自身もそんな想いを大切に、社会に対して柔軟な目線を持ち続けて生きたいです。

ここまでお読み頂いた皆様本当にありがとうございます!そしてちょっとでもコイツ面白いぞ?と思って頂けた方、ドシドシお仕事のご依頼もお待ちしております!笑

以上、クリエイテイブをイノベーションしたくて日々奮闘しているコピーライターの堤でした!

堤 瑛里子 Eriko Tsutsumi / コピーライター
武蔵野美術大学 造形学部2015年卒。学芸員資格や色彩検定、美術検定などその他のアート系の資格も所持。(株)アサツー ディ・ケイに新卒で入社後、3年半営業職として国内飲料メーカーの広告制作を担当。クリエイティブ試験を受け転局し、2018より現職。「表現者と受け手の中間の目線に立つ」ことを信条に、”共感”できるコピーライティングを目指す。
女子校14年育ち、国内化粧品メーカーの美容部員として大学時代に勤務していた経験からの知見で、女性ターゲットの分野を得意とする。
受賞歴:第16回ピンクリボンデザイン部門入選/2022年度ヤングライオンズ国内予選デザイン部門ショートリスト

ADK CRIATIVE MALL 特設サイトはこちら



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